あなたは、たった一つの禁じられた約束に縛られた恋を知っていますか? 「絶対に素顔を見てはならない」──普通の男子大学生・和也は、謎めいた女子大生・円との付き合いに、この唯一にして最大の条件を飲みました。周囲の心配をよそに、マスク越しに垣間見える彼女の“色んな一面”に、和也は確実に、そして深く「沼」へと引きずり込まれていったのです。
本作「地雷ちゃんはマスクを脱がない 第八話」は、そんな危うい関係が、ついに限界点を超えて爆発する、物語の重大な転換点です。円の家の「魔の手」から逃れるため、二人は郊外のラブホテルへと駆け込む。大学生の男女が、昼間からそんな場所に籠れば、その結末は火を見るより明らかでしょう。初めての「SEXするためだけの空間」で、互いの殻は剥がれ、欲望がむき出しになります。
ページをめくれば、そこには疾走するような官能の連鎖が待ち受けています。互いの身体を探求するような濃密な愛撫から、シックスナインによる貪り合いまで、ただ快楽を求め合う姿は、もはや当初の“地雷ちゃん”のイメージを遥かに超えています。一度果てたばかりなのに、再び疼き始める股間。バッグを開けて始まる二回戦では、円のデカ尻が激しく揺れ、彼女はサキュバスの如く和也の精根を搾り取っていく。「どんどんエッチに、淫らになる円」の変貌こそ、この作品が贈る最大の興奮であり、読者を「沼」に沈めていく甘美な毒なのです。
そして、全ての熱気が最高潮に達した翌朝。和也が目を覚ますと、隣のベッドはもぬけの殻でした。円は消えていた。たった一言の行き違いが、密やかな駆け落ちを突然の別れに変えてしまう…この切なくもドラマティックな展開が、単なる官能描写を超えた、人間臭い恋愛模様に深みを与えています。マスクの下に隠された真実、そして加速する関係の行く末。この第八話は、純愛と狂愛の境界線で踊る二人の、忘れられない一夜を刻みつける傑作エピソードです。