記憶が武器だった少女が、武器を失った時――何が起こるのか?
『ブルーアーカイブ』の世界で、動物のような鋭い直感と桁外れの豪運を武器に、笑顔で戦場を駆け抜けてきた一之瀬アスナ。彼女の「壊れた」姿を題材にした、痛烈かつ官能的な同人作品がここに登場します。本作「壊れたアスナ」は、ゲーム本編の絆ストーリーでほのめかされた「不穏な未来」の一つの形、すなわち彼女の特異な体質が招く最悪の結末を、エロティシズムの極致として描き出した傑作です。
テーマは「侵食」と「穢れ」。侵食されるのは、彼女の明晰な頭脳と、未来をも予見するかのような鋭い直感です。それらを失い、途切れ途切れの意識で佇む17歳の巨乳ギャルは、悪意ある世界にとって最高の獲物でしかありません。シチュエーションは多岐にわたり、日常のあらゆる隙間が危険に満ちています。通学電車での密かな痴漢は、やがて大胆な集団陵辱へ。学び舎の教室や掃除道具入れは、制服姿のまま跪かせてフェラチオを強いる密室へと早変わりします。そして、彼女が所属する「Cleaning&Clearing」(メイド部)のコスチュームであるメイド服は、ご主人様への「ご奉仕」という名の、最も残酷な性的搾取の衣装となるのです。
見どころは、圧倒的な「没入感」と「コントラスト」にあります。作者は、アスナというキャラクターの本来の魅力——天真爛漫な性格、人懐っこい大型犬のような無邪気さ、そして戦闘時の華麗な姿——を熟知した上で、それらをすべて剥ぎ取り、逆転させます。無邪気な笑顔は虚ろな表情に、俊敏な身体動作は無力な腰砕けに、そして「ご主人様」への信頼は、誰に対しても使ってしまう無差別で危険な依存へと変貌します。この「以前の彼女」を知っているからこそ、「今の彼女」が受ける扱いの卑劣さ、そしてその無防備な肉体の官能美が、何倍にも増幅されて心に響くのです。
表現の幅も広く、鑑賞者の様々な欲求に応えます。制服やメイド服の着衣姦から肌を露出させたパイズリ、顔面への濃厚な顔射、全身を白濁で塗りつぶすぶっかけまで。特に、巨乳という彼女の最大の身体的特徴は、慈しみの対象ではなく、搾取と汚れの焦点として徹底的に利用されます。モノクロ表現が却って生々しさとシリアスな雰囲気を醸し出し、単なる悦楽を超えた、どこか「鬱」で「鬼畜」な物語の空気感を貫いています。これは、健全な愛着から「弱っているアスナを看病したい」という保護欲を掻き立てる元公式ストーリーとは、正反対のベクトルを持つ、闇に染まった同人解釈の完成形と言えるでしょう。
最終的に、この作品はある疑問を投げかけます。キャラクターへの中性的な「愛」が、極限の状況下でどのように「性」の幻想へと転化し得るのか、と。26ページの物語は、あなたが知っているあの明るいアスナを、記憶の底から引きずり出し、官能の坩堝で鍛え上げ直します。彼女が最後に「……あれ、ご主人様?」と呟くその声は、救済の呼び声ではなく、更なる深淵へと誘う、甘く危険な罠の始まりなのかもしれません。その結末は、FANZAでしか確かめられません。