ライトノベルを好んで読む方でも、ライトノベルの明確な定義を知る機会はなかなか無いのではないでしょうか。
この記事では、そもそもライトノベルとは何か?どういうジャンルの作品をいうのか?について分かりやすく解説します(ライトノベルと一般小説の違いについても触れています)
ライトノベルが好きだからこそ、ライトノベルをもっと知りたい!そんな方の参考になれば幸いです。
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ライトノベルとは?
ライトノベルとは、英語の『light(ライト)』と『novel(ノベル)』を組み合わせた和製英語で、直訳すると「軽い小説」となります。
「軽い」というのは、「誰もが読みやすい」という意味ですね。
ライトノベルとは、もともと日常的に文学作品と触れる機会がない若者でも気軽に読める本、という意味で誕生したジャンルなのです。
(ライトノベルの発祥は、70年代に創刊された少年少女向けの小説です)
『本が苦手な若者でもサクッと読める小説』というジャンルとして、世の中に流通している作品のことを、ライトノベルと分類することができます。
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現代のライトノベルの特徴
ただ、70年代に創刊されたライトノベルと現代で創刊されたライトノベルは、大きな違いがあります。
それは、以前よりも軽快になった文体と、人気イラストレーターが描く萌え絵を挿絵や表紙絵としているところです。
現代版のライトノベルは、以前よりもさらに読みやすく、かつ萌え絵が描かれている本ということになります。
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ライトノベルと一般小説の違い
ライトノベルと一般小説の違いについて解説します。
ライトノベルを一度読んだ人であればよく理解していただけると思いますが、ライトノベルは一般小説と比べると、作品全体の雰囲気がとても軽いです(良い意味で)
そのように感じるのは、ライトノベルは文章を通してストーリーを伝えるのに重点が置かれているのが理由と考えられます。
一方で、一般小説はストーリーだけでなく、景色や味、肌ざわりなど、私たちの五感に響く表現が用いられます。
また、若者でも気軽に読めるライトノベルでは、日本語の正確性はそこまで求められません。
一般小説はその逆で、作品の質を落とさないために、日本語の正確性が求められるジャンルといえます。
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ライトノベルとは?特徴で解説
ライトノベルには3つの特徴があります。
ライトノベルの3つの特徴
- ①軽快な文体で本が苦手でも読みやすい
- ②かわいい萌え絵でストーリーを想像しやすい
- ③文庫本・ソフトカバーだから持ち運びしやすい
以上3つの特徴は、ライトノベルとは何かを知るにあたって、非常に重要なポイントといえます。
それぞれの特徴について、1つずつ解説していきましょう。
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①軽快な文体で本が苦手でも読みやすい
ライトノベルは「ズドォーン!」や「ピピピピ」などの擬音が多くつかわれています。
また、改行が多いのも特徴です。
これらの特徴は、物語のシーンを想像しやすく、スラスラと読み進められるメリットがあります。
②かわいい萌え絵でストーリーを想像しやすい
ライトノベルの挿絵は、人気イラストレーターが描いた萌え絵です。
物語に登場する人物や小物をイラストで表現できるため、読者が容易にストーリーを想像できるのです。
③文庫本・ソフトカバーだから持ち運びしやすい
ライトノベルは文庫本やソフトカバーが主流です。
ですから、重たいハードカバーのように、持ち運びに苦労することはありません。
アルバイトの休憩時間や電車の中など、ちょっとしたスキマ時間でサラッと読めるメリットでもあります。
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ライトノベルのレーベル別人気作品
ライトノベルとは何か?この解説も終盤です。
今や若年層だけでなく、30代?40代などの幅広い世代に愛される作品を生み出し続けるライトノベル。
そんなライトノベルの大手レーベル(本を出している出版元のこと)を3つご紹介します。
①角川文庫スニーカー文庫
一昔前のライトノベルファンに愛されているレーベル、それが角川スニーカー文庫です。
『涼宮ハルヒの憂鬱』や『コードギアス反逆のルルーシュなど』誰もが知っている大作を生み出しています。
②電撃文庫
電撃文庫は、現代で人気なライトノベルレーベルの1つです。
『ブギーポップは笑わない』にはじまり、『キノの旅』や『灼眼のシャナ』、『とある魔術の禁書目録』など、幅広い年齢層の読者に愛される作品ばかりです。
③Jump j books
すこし毛色が異なるライトノベルレーベル、Jump j booksも大手レーベルの1つです。
『銀魂』や『REBORN!』、『BLEACH』など、ジャンプ作品の小説化を数多く創刊しています。
軽快で読みやすい文体を追求したレーベルとも言えます。
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まとめ
今回は、ライトノベルとは何か?について解説しました。
ライトノベルの歴史は古く、現代でも愛されている小説ジャンルですが、昔と今とでは解釈が違うジャンルでもあります。
活字が苦手な人でも親しみやすい内容のジャンルですから、気になる人は一度手にとってみてくださいね。
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