ミックスボイスとは、ズバリ「地声と裏声を組み合わせた声」のことです。
カラオケで歌いたくてもキーが合わず歌えない…ということはありませんか?
特に異性の歌(男性が女性の歌を歌う・女性が男性の歌を歌う場合)を歌うのに苦労しているという方は多いでしょう。
ミックスボイスはそんな悩みを解決してくれるとっておきの方法なんですよ。
この記事では、ミックスボイスの出し方のコツや、おすすめの練習曲を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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ミックスボイスとは?単なる裏声との違いを解説!
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冒頭でも見たように、ミックスボイスとは簡単にいえば「地声と裏声を組み合わせた声」のことです。
ミックスボイスを使いこなせるようになると、高音域が非常に歌いやすくなります。
「高音なら裏声さえマスターすればいいんじゃ…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、オペラやミュージカルナンバーでは良いかもしれませんが、カラオケでポップスやロック系を歌うのには、裏声はあまりふさわしくないでしょう。
ポップスやロック系をミックスボイスを使って歌うと、思う存分歌の世界観を楽しみ、表現できるようになります。(マスターすると他の人に圧倒的な差をつけられますよ!)
例えば、ミックスボイスを習得すれば、久保田利伸の「LA・LA・LA・LOVE SONG」なんかも楽に歌えるようになりますよ!
ミックスボイスを利用して、カラオケのレパートリーを増やしちゃいましょう。
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ミックスボイスの簡単な出し方・コツ
ミックスボイスの簡単な出し方・コツは、地声と裏声の境目(さかいめ)をなくすことです。
そのためには、声帯の周りの筋肉をなめらかにすることがとても重要になります。
↓声帯まわりの筋肉をなめらかにする準備段階として、次のような準備運動をしましょう(これは毎回やりましょう)
【ミックスボイスを出す前の準備運動】
- ①普段より細い声を出します。
- ②声に息を足します。
- ③声を出しながら息を吸うイメージを持ちます。
なお、これらは自分の普段の声より高い声で行ってください。
これで、ミックスボイスを出すためのスタンバイ状態になります。
私は歌を始めたときに、この練習法をイヤというほど先生にやらされました。
↓準備ができたら、次の項目でいよいよ声帯のまわりの筋肉をなめらかにするトレーニングに入ります。
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声帯のまわりの筋肉をなめらかにするトレーニング
↓次のようなトレーニングを行うと、声帯のまわりの筋肉がなめらかになり、ミックスボイスが楽に出せるようになりますよ。
【声帯まわりの筋肉をなめらかにし、ミックスボイスが楽に出るようにするトレーニング】
- ①喉の奥をしっかり開けます。
- ②地声で出る一番低い声からできる高い声まで一音ずつ「い」で出していきます。
- ③限界の音から一音上げるのですが、その時に「い」を「ひ」に変換します。
- ④今度は限界の「ひ」の音から自分が出せる一番低い声まで一音ずつ下がりながら声を出します。
- ②~④を繰り返します。
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これをすることで、声帯のまわりの筋肉がなめらかに動くようになり、自由自在なミックスボイスに一歩近づきます。
ちなみに①の喉をしっかり開ける方法は、口を大きく開けて、ものすごく速く「ハッ」と息を吸います。
その時に喉の奥がひんやりすれば、開いた証拠になります。
このやり方は声楽でも使われている練習方法ですが、実は声楽もポップスやロックを歌うのに役立つ部分があるんですよ。
歌に定評のある大黒摩季や安倍なつみも声楽唱法を習得しているそうです。
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ミックスボイスのおすすめ練習曲
ミックスボイスの練習初めにはスローテンポの曲がおすすめです。
例えば、Misiaの「Everything」や「アメージンググレイス」、平井堅の「瞳を閉じて」等が練習しやすいでしょう。
ぜひ試してみてください。
【ミックスボイスのおすすめ練習曲】
- 「Everything」(Misia)
- 「瞳を閉じて」(平井堅)
- 「アメージンググレイス」
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まとめ
今回は、ミックスボイスとは?の意味や練習法と出すコツ・さらに練習曲について解説しました。
本文でも見たように、ミックスボイスは声帯のまわりになめらかな筋肉がつくことでスムーズに出せるようになります。
あなたもミックスボイスを使いこなして、カラオケや合唱の上級者になってくださいね!
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