「初デートで観覧車に乗ると別れる」──そんな世間のジンクスを、恋の熱量で粉々に打ち砕く、極上のラブコメエロスがここに誕生しました。美麗コミッカー・ふじざらし先生がコミックバベル編集部と贈る本作『初デートは観覧車に乗れ!』は、非日常的な舞台とウブな心理描写が見事に融合した、心も身体も熱くさせる一本です。
物語は、初デートで観覧車を訪れた咲と良介というカップルから始まります。しかし、いつもと違ってそっけない良介の態度と、「30分間も二人きり」という閉鎖的な空間に、咲は小さな不安を抱えます。その緊張した空気を切り裂くのは、良介からの突然のキス。これを契機に、それまで張り詰めていた糸が一気にほどけ、二人の関係は一気に加速していくのです。
本作の最大の魅力は、何と言っても「観覧車」というシチュエーションの妙でしょう。ゆっくりと地上へと登っていくゴンドラは、完全な密室。外からは中の様子はほとんど見えず、かといえば公共の場であるという背徳感が、官能をどこまでも増幅させます。 「見られているかも」という羞恥心が、かえって二人の慾望を解放するスパイスとなる――そんなドキドキとスリルがたっぷり詰まった舞台なのです。 揺れる小さな箱の中で、咲のスレンダーながらも形の良い美乳が激しく揺れ、二人は抱き合い、何度も頂点を迎えます。 中出しやぶっかけ、騎乗位にフェラと、濃厚な行為の数々が、ふじざらし先生の美麗な画力で克明に、そしてエロティックに描き出されています。
この作品は、単なる刺激的な描写だけでなく、初々しい恋心がしっかりと感じられる「ラブ&H」である点も高く評価されています。不安がかった咲の心情から、激情に身を委ねていく過程の描写は、読む者の胸を打ち、より一層彼らの行為に没入させてくれるでしょう。 たった24ページの単話に、密室の焦燥感、純愛の甘さ、官能の濃厚さがこれ以上ないほどに凝縮された、まさに傑作と呼ぶに相応しい一冊です。