日常の中に、ひそやかな憧憬を抱いたことはありませんか? 教室の隣の席にいる、あの凛とした少女。清らかで近づきがたく、まるで高嶺の花のような彼女……。本作は、そんな「柏木一花」というピアノの得意な同級生への、純粋な「手フェチ」の視線から始まる、濃密で甘美な官能劇です。
主人公がこっそりとスケッチする彼女の指先は、白く細く、優雅な動きで鍵盤を操ります。その美しさにぞっこんの主人公が、ついに見つかってしまった瞬間、物語は一気に加速します。彼女の口から発せられたのは、予想もしない言葉。「触ってあげようか?」――これは単なる手コキの誘いではありません。これは、憧れの象徴そのものによる、至福の「許可」なのです。
そしてここからが、この作品の真骨頂。彼女のピアノを弾く指が、主人公の肉体を一つの楽器のように扱い始めます。繊細なタッチで弄られる口の中、柔らかな肌を伝う愛撫。さらに、授乳手コキという、母性的でどこまでも包容力のある体位へと発展していく様は、読者の心臓を鷲掴みにすること間違いなし。優位に立つ女性の、少し生意気で、それでいて溺愛に満ちた「言葉責め」と「寸止め」のテクニックが、快楽の波を際限なく高めていきます。
最後にはもちろん、待望の挿入シーン。騎乗位で自らを差し出しながらも、その美しい指は常に主人公と繋がり、優位性を崩しません。28ページというコンパクトな中に、手フェチの憧憬から、濃厚なフェラチオ、胸の谷間を使った興奮、そして結合までを、驚くほど自然な流れで詰め込んだ名品です。作者の「手フェチの本です」という一言が、全てを物語っています。美しいものへの憧れが、こんなにも熱く、淫らな形で結実する瞬間を、あなたも体験してみませんか? その指の動きに、きっとやみつきになるはずです。