「あいつはアウトローなやつだ」
「このミュージシャンはアウトローな生涯を送ったことでも知られており…」
などなど、アウトローという言葉には「普通の道から外れている人たち」というイメージがありますね。
また、この言葉は野球用語としてもよく使われる言葉で、「あのアウトローのボールをよく当てましたね」のように使うこともあります。
この記事ではアウトローという言葉の意味について具体的にわかりやすく、具体例をあげながら解説します。
なんとなくよく聞く言葉だけど意味はいまいちわからない…という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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アウトローには2つの意味がある
アウトローという言葉には、大きく分けて2つの意味があります。
- ①無法者という意味
- ②野球でいう「外角低め」の意味
以下、順番に解説しましょう。
①アウトローの1つ目の意味=無法者とは?
アウトローの意味1つ目は、「無法者」です。
無法者とは、法律や社会の決まりごとを無視する傾向がある人のことを言います。
極端に言うと、法律を破って犯罪や盗みをする人たちや社会の常識から外れた人たちのことですが、もう少し弱いニュアンスで「ルールを破るのが大好きな人たち」という意味でも使います。
例えば、会社で決められたルールにはあまり従わないけど、しっかりと結果を出すような人は「アウトローだけど優秀な人」といったように、肯定的な意味でつかわれることもありますね。
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「無法者」という意味でのアウトローを使った場合の例文
より理解を深めるために、例文を見ておきましょう。
無法者という意味のアウトローを使った例文を3つご紹介します。
解説 : この地区は悪さをする人の集まりであり、治安が良くないという意味になります。
解説 : 彼は社会の常識から外れた人であるという意味になります。
解説 : 彼女は社会の常識から外れた生き方をしてきた人という意味になります。
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②野球でのアウトローの意味
野球でもアウトローという言葉が使われることがあります。
野球でのアウトローの意味は、「外角低めを狙って投げる球」のことで、バッターから見て遠い位置を狙う投球のことをいいます。
野球中継を見ていると、アウトローという言葉は良く聞くと思いますので、いくつか例文を紹介しておきましょう。
野球でいう「アウトロー」の例文
- ピッチャーはアウトローに投げました
- バッターは良くあのアウトローのコースのボールを打ちましたね
- あのピッチャーはアウトローのコースへ投げるのが得意です
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アウトサイダーとの意味の違いは?
これまで、「無法者」「外角低め」の2つの意味があるアウトローという言葉について説明してきました。
アウトローとよく似た言葉として、「アウトサイダー」という言葉もありますね。
以下ではこの2つの言葉の意味の違いについて解説しましょう。
アウトサイダーとは「部外者」「社会の常識と異なる、自分だけの考えを持った人のこと」を言います。
「無法者」としてのアウトローの意味と少し似ていますが、アウトローの意味とはどこが違うのでしょうか。
ごく簡単にいうと、これら2つの言葉は、「実際にルールを破っているかいないか」で使い分けることが多いでしょう。
- アウトロー:実際にルールを破っている人
- アウトサイダー:まだルールを破っていない人
アウトサイダーは単に「部外者」「社会の常識と異なる、自分だけの考えを持った人のこと」で、実際にルールを破った人であるかどうかについては言及しないケースで使うことが多いです。
一方、アウトローは「実際にルールを破って活動している人たちのこと」を指すのです。
ものすごくおおざっぱにいうと「アウトロー>アウトサイダー(アウトローの方がより悪いイメージ)」ということになるでしょう。
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アウトサイダーを使った例文
アウトサイダーという言葉を使った例文を2つご紹介します。
解説 : 組織の外にいる人の意見も聞こうという意味になります。
解説 : 彼は社会の常識にとらわれない自由な生き方をしている(ルールを破っているわけではありません。)
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まとめ
今回は、アウトローという言葉の意味と使い方について解説しました。
おさらいですが、アウトローとは「無法者」「外角低め」という意味です。
また、アウトサイダーとアウトローの違いは「実際にルールを破っているかどうか」でした。
なんとなく言葉は聞いたことがあるけれど、意味はよく知らなかったという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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