絶望の淵で輝く、最後の魔法少女の矜持と堕落。学園を覆う粘液と欲望の宴、その結末はいかに――。
「夢幻聖姫エクスファントムseason3」後編が、ついにその劇的な幕を閉じます。スライム怪人・沼田による学園支配は最終段階へ。最後の希望であったエクスコスモスこと結城灯の身体までもが完全に乗っ取られ、物語は漆黒の深淵へと突き進みます。しかし、灯の心は微かに輝きを失っていませんでした。奪われた身体の中で燻る意識、それは絶望を希望へと反転させる、最後の炎となるのでしょうか。
本作の最大の魅力は、圧倒的な「支配」と「悪堕ち」のプロセスにあります。沼田は、灯の魔法少女としての能力そのものを利用し、彼女自身の力を以てその肉体をより官能的な姿へと“改造”していきます。それは、純潔の象徴である魔法少女の変身プロセスが、欲望のための儀式へと歪められる、なんとも痛烈かつエロティックな光景です。読み進めるほどに、愛らしかったヒロインの容貌が、悪意と快楽に染まった“アヘ顔”へと変容していく様は、ある種の芸術的残酷ささえ感じさせます。
そして、その欲望は個人を超えて拡散します。学校の貯水設備で培養されていたスライムは溢れ出し、無垢な女子生徒たちをも次々とその快楽の沼へと引きずり込みます。学園全体がひとつの“生殖”と“悦楽”の装置と化すこのスケール感は、読者の背筋をゾクつかせる興奮をもたらします。しかし、こうした惨劇の只中でこそ、灯はある“大切なモノ”に気づくのです。それは、仲間への想いなのか、それとも……?
読者の声にも、この結末への複雑な感慨がにじんでいます。「最後の魔法少女が身体を取り戻し、怪人を排除する」という一筋の希望の光は確かに差しました。しかし、それはほんの一瞬の幻影に過ぎませんでした。奪還された仲間たちの身体は既に深く蝕まれており、彼女らが味わった辱めと快楽の記憶を灯に植え付け、最終的には三人そろって闇へと堕ちて行く……。この“希望のあとに待つ、より深い絶望”の構成こそが、多くの読者の心を鷲掴みにしたのでしょう。そして、最終ページで囁かれる「エクスファントムを手に入れましょう?」という余韻ある台詞は、次の章への期待を掻き立ててやみません。
44ページにわたるフルカラーの美麗な作画は、魔法少女たちの輝く戦装束から、粘液に塗れ汚されていく肉体、そして悪堕ち後の妖艶な姿までを余すところなく描き出します。変身ヒロイン作品の定番となった『あの姿』も登場し、ファンの期待を裏切りません。season1から積み上げられてきた伏線がここに回収される、まさに集大成の一冊。魔法少女の堕落というテーマを、官能と心理描写の両面から極めた傑作です。ぜひ、FANZAにてこの終わりと始まりの物語をご体感ください。