「推し」への一途な想いが、たった一つのキスで、甘く歪んでいく――。あさり潮が描く『かのんちゃんの秘密』は、「恋愛禁止」のコンカフェという非日常的な空間で紡がれる、ごくごく純粋で、しかしどこまでも官能的な“本当の初恋”の物語です。
主人公・コタローにとって、かのんちゃんはまさに「天使のような存在」。ほぼ毎日足を運ぶその熱意は、報われぬかもしれない片思いの証であり、彼女にしか癒されない孤独の裏返しでもあります。そんな彼の心を、ある日ネットにアップされた「かのんちゃんが男と腕を組んでいる写真」が、もやもやと曇らせます。禁止事項を破ったかのんちゃんへの失望、それでもやはり好きだという想い。その複雑な感情が表情ににじみ出た時、かのんちゃんはそっと近づき、囁くのです。「特別サービス…だよ?」と。
この衝撃的な“誤解のキス”が、すべての始まりです。誤解はすぐに解けても、二人の間に流れ始めた空気は元には戻りません。絵に描いたような純情な「推し」が、自らの意志で一線を超え、次第に抑えきれない“本当の感情”を曝け出していく過程は、読む者の胸を締め付けます。これは単なるファンサービス以上の、恋に落ちた少女が欲望に目覚め、自ら求めるように変わっていく、瑞々しい変貌の記録。30ページに凝縮されたその濃密な時間は、読後も余韻が長く尾を引くことでしょう。
そして、あさり潮の確かな画力が、この心理的ドラマをさらに官能的な高みへと導きます。特に注目は、かのんちゃんの「巨乳」描写。甘いキスや密着する肢体の柔らかさ、興奮でたっぷりと膨らみ色づく肌の質感は、画面から体温と匂いが伝わってくるようです。純愛と背徳が交錯するシチュエーションは、普段は見せない「天使」の蕩けた表情や吐息を引き出し、作品世界へと深く没入させてくれます。読者からも「イチャラブ感が最高」「シチュエーションと絵の相性が抜群」といった声が寄せられており、純愛を求める心と官能を求める身体の両方を、見事に満たしてくれる一本となっています。
恋は、時に小さな誤解から生まれ、禁断のルールを破壊しながら大きく育つ。あなたも、この“秘密”の共有者になりませんか。