「えっちなコト大好きじゃなきゃエロ同人作家なんてやってない!」
ある女の子の、飾らない本音から物語は始まります。ここにいるのは、イベントでは壁サークル、シャッターにすら届かぬ日々を送る、一人の中堅同人作家。彼女の日常は、締切に追われる原稿作業と、ふとした瞬間に込み上げる、抑えきれない「好き」という気持ちで紡がれています。この作品は、どこかに実在するかもしれない女同人作家をモデルにした、等身大のファンタジー。創作への情熱と、身体に沁みついた性欲が渾然一体となった、濃厚で親密な30ページの世界へ、ようこそ。
彼女のアトリエは、散らかった原稿用紙と、こっそりと仕込まれた官能小説やグッズでいっぱいです。画面と向き合い、ペンを走らせる合間、ふと己の内側から湧き上がる熱をどうすることもできず、作業用のデスクが、そのまま悦楽の舞台と化していきます。コスプレ衣装に身を包めば、それはもう創作の延長線上にある、もう一つの自分との戯れ。指先がキーボードから自分の身体へと滑り、描き出すものは、もはや線画ではなく、生々しい体温と吐息の軌跡です。フェラや手コキ、そして中出しに至るまでの行為の一つ一つが、単なる「エロ描写」を超えて、彼女という人間の「すべてを賭ける」ような創作活動そのもののメタファーとして読者に迫ってきます。
「これはどこかにいる女同人作家をモデルにしたファンタジーのお話です!」という作者の言葉通り、非現実的な設定はなく、あるのは圧倒的なリアリティ。壁サークルという現実と、内に秘めた爆発的な創作(性)欲とのギャップが、作品に驚くほどの人間味と親近感をもたらしています。読者は、単に刺激を求める傍観者ではなく、彼女のデスクの傍らに立ち、その汗と熱気を共有する共犯者のような気分にさせられることでしょう。完璧で非の打ちどころのないヒロインではなく、ちょっとズボラで、欲望に正直で、それでいて作品への愛は誰にも負けない。そんな等身大の女性の、恥じらいと快楽が入り混じった「やらかし」の数々に、思わず共感とときめきを覚えてしまうはずです。
FANZAで今、静かな支持を集めているこの一冊は、華やかな表紙の向こう側にある、作り手の生の声と体温を感じたい全ての読者への贈り物です。創作という名の「恋愛」に全てを捧げる彼女の日々を、あなたもそっと覗いてみませんか? その先には、きっとあなただけが知る、熱くて湿った秘密の世界が広がっています。