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宗教の話

ギリシャ神話の神・女神を一覧で紹介!有名な星座物語も詳しく解説!

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ギリシャ神話は、現代でもゲームや映画のキャラクター名に使われることが多いですね。

ただ、ギリシャ神話は登場する神様がとにかく多く、しかもそれぞれが親子だったり兄弟だったり…とかなり複雑!

「誰が何の神様なのかわからないし、話も難しそう…」と感じている方もひょっとしたら多いのではないでしょうか。

この記事では、初めてギリシャ神話に触れる方のために、特に有名な神様と私たちにも身近な星座の物語を簡単に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ギリシャ神話の神・女神を一覧で紹介!

ギリシャ神話

ギリシャ神話に登場する神様はかなり多いため、ここでは物語によく登場する有名な神様をご紹介します。

ギリシャ神話に登場する神・女神の一覧

  • ゼウス:ギリシャではユーピテルと呼ばれる一番えらい神様(主神)
  • ヘラ:婚姻を司る女神で、ゼウスの妹であり妻
  • ポセイドン:ゼウスの弟で、海を統治する二番目にえらい神様
  • ハデス:ゼウスの弟で、冥界を治める神様
  • アテナ:ゼウスの娘でギリシャの首都を守る戦いと知恵の女神
  • アポロン:ゼウスの息子で芸術と太陽の神様
  • アフロディーテ:英語では「ヴィーナス」として有名な愛と美の女神
  • テュポン:ゼウスと死闘を繰り広げた怪物
  • メデューサ:女神の怒りを買い、目を合わせた者を石にする怪物にされてしまった女性
  • ペルセウス:ゼウスと人間の間に生まれた半神半人で、メデューサを倒した英雄

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ギリシャ神話ってどんな神話?

ギリシャ神話

ギリシャ神話とは、古代ギリシャで生まれた神様と英雄達の物語です。

現代の私たちは、「神様」というと1人だけという感覚があるかもしれませんが、ギリシャ神話にはたくさんの数の神様が登場します。

しかもそれぞれの神様がとても人間臭い性格を持っていて、神様なのに失敗をしたり、恋をしたりするところがとても面白いんです。

神様は1人だけじゃないの?

「神様は1人(1柱)だけ」という考え方はユダヤ教やキリスト教・イスラム教の考え方なのですが、ギリシャ神話はこれらの宗教よりもずっと以前から存在している伝説です。

私たち日本人も「八百万(やおよろず)の神様」ということで「たくさんの神様が存在していて、それぞれが得意分野で人間を守ってくれる」という感覚を持っている人が多いですが、ギリシャ神話も同じような感覚ですね。

神話に登場する神様は、当時ギリシャの街を守ってくれたと信じられていて、神様に感謝するお祭りも行われていたのです。

神話そのものがいつできたのかは明確には言えませんが、紀元前5世紀頃(今から約2500年くらい前)と言われています。

キリストが生まれたのが2018年前ですから(キリストが生まれた翌年=西暦のスタート年)、ギリシャ神話はキリスト教よりも500年以上前から存在していたことになります。

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ギリシャ神話とローマ神話との関係

ギリシャ神話とよく一緒にされることが多いものとして、ローマ神話があります。

神様の名前は違いますが、ほとんどの部分はギリシャ神話と共通しています。

ローマ神話は古代ローマ帝国で信じられていた物語なのですが、古代ローマ帝国はギリシャを征服して自分たちの国の一部としましたから、ギリシャ神話を自分たちの神話の中に取り込んだというわけですね。

そのため、ギリシャ神話とローマ神話は国が違えどとても内容が似ているのです。

現代のギリシャ神話

現代でもギリシャ神話はかなり有名で、沢山の本や映画が出ています。

日本ではゲームのキャラクターに神話の神様が登場することもありますね。

また、本場ギリシャでは子供達が今でも学校でギリシャ神話を習うのだとか。

日本でも戦前は古事記などを通して神話を勉強していましたが、現在はほとんど触れられなくなったのはとても残念な気がします。

神話というのはその国の民族のアイデンティティを形作るうえでとても重要な役割を持っていますから、興味のある方は日本の神話についても勉強してみることをおすすめします。

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ギリシャ神話は3つのパートに分けられる

ギリシャ神話

壮大なギリシャ神話ですが、大きく分けて3つのパートに分かれます。

ギリシャ神話の3つのパート

  • ①天地創造
  • ②神々の時代
  • ③英雄の物語

ここではそれぞれのお話の要所を簡単に説明します。

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①天地創造

世界が造られ、ゼウスらが世界を治めるまでの物語です。

世界から地の女神ガイアが生まれ、空の神ウラヌスと夫婦になり山や神々を生みます。

彼らの息子・クロノスは「自分の子供に殺される」という予言を恐れ、自分の五人の子供を飲み込んでしまいます。

唯一飲み込まれなかったゼウスは薬を使って兄弟を吐き出させ、兄弟と共に父クロノスと戦争を始めます。

結果ゼウス側が勝利し、彼らが世界を治めることになったのでした。

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②神々の時代

地上で暮らすゼウスら「オリュンポス十二神」と呼ばれる神々を中心としたお話です。

王座争いに勝利したゼウスは妹のヘラと夫婦になりました。

しかし女好きなゼウスは他の女神や人間の女性と関係を持ち、多くの子供ができてヘラを怒らせてしまいます。

無論、ゼウスの兄弟も子供や孫を授かっています。

やがて彼らの子供達の中には「英雄」として世界を守る者が現れました。

③英雄の物語

ゼウス他神々の子供や孫が英雄として登場するお話で、人間や人間の血を引く人物も多く登場しています。

ペルセウスのメデューサ討伐の物語の他、ヘラクレスの物語など現代にも伝わる数多の逸話が残されているのがこの英雄譚です。

後述の登場人物や動物が夜空の星座にされる星座物語もこの英雄譚の一つとなっています。

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ギリシャ神話に由来がある「星座物語」

ギリシャ神話

星座物語とは、人や動物が夜空の星座になるまでの物語です。

大昔は、「伝説的な人物や動物が、死んだ後に空に昇って行って星座になった」というように信じられていたのです。

おとめ座やうお座等、夜空に輝く「星座」には、ギリシャ神話が由来になっているものがたくさんあります(というか、基本的にすべてがそうです)

以下では有名な星座物語をいくつか紹介しましょう。

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ふたご座の星座物語

ふたご座の双子はカストルとポルックスといいます。

二人もゼウスと人間から生まれた筈なのですが、兄のカストルには何故かゼウスの血が流れていなかったのです。

そのため弟のポルックスと違って不死身ではなかったカストルは戦いで死んでしまいます。

「兄と一緒がいい」と嘆き悲しむポルックスの願いを聞いたゼウスは二人まとめて夜空にあげ、星座にしたのでした。

おとめ座とてんびん座の星座物語

おとめ座のおとめは諸説ありますが、一説ではゼウスの娘・アストレアと言われています。

アストレアは人間に熱心に正義を説いていました。

しかし、やがて人間は兵器や船を作り、みにくい戦争を始めます。

最後まで人間に正義を説いていたアストレアは人間に説得することをあきらめて、天へと昇って星座になりました。

同時に、アストレアが持っていた天秤もてんびん座として星座になったのでした。

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いて座の星座物語

いて座はケイローンという上半身が人間で下半身が馬のケンタウロスです。

彼はゼウスの異母兄弟にあたる不死の存在で、多くの英雄や王族の子供を育てました。

ある日ケイローンはヘラクレスと争いになり、彼の放った毒矢が命中してしまいます。

毒で苦しみながらも死ぬことができないケイローンは不死をプロメテウスに譲り死んでしまいます。

その死を悲しんだゼウスがケイローンを夜空にあげ、いて座にしたのでした。

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まとめ

ギリシャ神話

今回はギリシャ神話を簡単に紹介しました。

ギリシャ神話は多くの作品の題材として扱われているので、聞いたことがある名前やお話もあるでしょう。

星座を見つけたりこの神話をモデルにした作品に出会ったりした際は、是非参考にしてみて下さい。

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